ギフトに喜ばれるプリザーブドフラワーのお手入れ方法
きれいに咲くお花はできる限り長く咲いていて欲しいですよね。でもどれだけ手をかけても、切り花にしてしまうと数日は美しく咲きますが、次第に元気がなくなり、やがて枯れてしまいます。
生花であるのにずっと美しく咲き続けてほしいものです。とくに大好きなお花なら尚更のこと。
突然の来客でも困らないよう観賞用と割り切って造花にしてもどこか物足りない、近くで見ないでもらいたい。そんなお悩みをお持ちではないですか?
咲き続ける魔法のお花、プリザーブドフラワー
実は、生花なのに長期で美しく咲き続けてくれる魔法のお花があります。
それがプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーは生花を長期保存できるように特殊加工をしたもの。見た目はもちろん生花そのものです。
生花の樹液を抜き取り、有機保存液と置き換える特殊加工をすると、鮮やかな色と生花の瑞々しさを、長期間保つことができる、本当に夢のようなお花が誕生します。
触り心地もしっとりやわらか。生花にはない独特の色が出せるのもプリザーブドフラワーならでは。
このプリザーブドフラワーはヨーロッパから始まり、現地では専門ショップができるほどの人気な技術です。
保存状態に気をつければ、数年間はその美しく咲き続ける姿を楽しめると言われており、ウェディングシーンやギフト、店頭の装飾ディスプレイなど、多岐の用途に活用できる優れた花材です。
ヨーロッパ生まれの魔法のお花『プリザーブドフラワー』の特徴
「プリザーブド」とは英語で「Preserved」と書きます。
Preservedとは「保存された」という意味で、生花の一番美しい時期に色素を抜き取り、特殊な加工を施すことで、水やりをしなくても枯れることがないお花が完成します。このように管理に手間がかからないことが大きな特徴です。ですが、生花のような花粉や香りはありません。
プリザーブドフラワーは特別な染料を用いて作ります。なのでダークブルーやスカイブルー、ラベンダーパープルなど生花にはない豊富なカラーバリエーションがあるのも大きな特徴の一つです。
clapsのプリザーブドフラワーは贈り物に最適
clapsのプリザーブドフラワーは、主に、品質へのこだわりと花もちの良さで高い評価を得ている「フロールエバー社(アメリカ)」製と、世界で最初にプリザーブド技術を開発し、国際特許を取得した「ヴェルモント社(コロンビア)」製です。高品質なプリザーブドフラワーをお楽しみいただけます。
お花でありながら、インテリア小物でもある『プリザーブドフラワー』
ここ数年で人気が急上昇しているヨーロッパ生まれの『プリザーブドフラワー』は、生花に特殊加工を施した、フレッシュなのに咲き続けるお花。その美しさは生花と見間違えそうなほど。
「これがホントに枯れないの?」という感じです。
保存状態がよければ、3年もつと言われています。
お花をもらってうれしくない人はいません
一口に贈り物・・・といっても、好みがわからなくて困っておられませんか?
その点、お花なら、どんな方にもきっとお喜びいただけますよ。
お花をもらってうれしくない人はいませんし、万が一だぶってしまっても困りません。
鉢植えなどをいただいて枯らしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいになった経験はありませんか?その点『プリザーブドフラワー』なら、お手入れ不要の手間いらず!逆にお水やりは、厳禁です。どちらかというと、置物に近い感覚で飾っていただける、もらってうれしいお花なのです。
数年間も咲き続けるお花だから、事前に買っておいても大丈夫!
生花と違って、咲き続けるお花ですので、当日に買いに走らなくても大丈夫。早めに準備して、お渡しする日はゆっくりと過ごせます。もちろんこちらから直接発送させていただくことも可能です。
保存期間はどのくらい?
プリザーブドフラワーの技術が生まれたヨーロッパでは、製造から5年〜10年はもつと言われます。湿気が多い日本でも湿度に少し気を配ると5年以上保ちます。
次の2つのことを心がけると、プリザーブドフラワーは長く咲き続けてくれます。
①高温多湿の場所を避ける

プリザーブドフラワーは湿気に気を配る必要がございます。高温多湿の場所に置くと花びらが透明化や液だれ(着色液がしみ出てしまうこと)、ひび割れなどを巻き起こしてしまう可能性があります。
梅雨の時期や真夏の日中はできる限り涼しい場所に移し、できれば冷房の空調管理がされている場所での保管をおすすめします。
プリザーブドフラワーが安定する環境の目安:温度が18~25度、湿度は30~50%の環境が一番望ましいです。
②直射日光を避ける

直射日光や強い光が直接当たり続けると、花びらが色あせる原因になりかねません。スポットライトや直射日光の当たる場所にできる限り置かないようにし、風通しが良く涼しい場所に飾ってください。
プリザーブドフラワーの保管時の問題の対処法
高温多湿や直射日光を避け、できる限り適切な環境で保管していても、ホコリが付いて美しさが損なわれてしまうことが稀にあります。このような問題に対する対処法をこれからご紹介します。
①ホコリが付いてしまった
室内で長く飾るとどうしてもホコリが付着してしまいます。プリザーブドフラワーはとてもデリケートなので、掃除中に傷つけないよう、できる限りホコリの除去はなさらない方が良いのですが、どうしても気になる場合もございます。
ホコリが付着した時は、毛先の柔らかい筆タイプのチークブラシなどで取り払うか、もしくはドライヤーの弱冷風を当ててホコリを吹き飛ばしましょう。
②花びらが透明になってしまった

湿気の関係で、稀に花びらが透明になることもあります。その時は、プリザーブドフラワーを狭い空間へ移動させ、乾燥剤(シリカゲル等)と一緒に数日間お待ちください。湿気が抜けてくると色味を取り戻し始めます。
③色移りしてしまった

プリザーブドフラワーの着色液がしみ出て衣服やカーテンに移ってしまうことがあります。着色液は色を落しにくいため、万一、洋服やカーテンなどへ付着した場合はすぐにティッシュなどで拭き取ってください。
拭き取っても色が取りきれない際は、早めにクリーニングへ出してください。
おわりに
プリザーブドフラワーは、お部屋の空間に彩りを加える大変すばらしいものです。またお仏壇の供花としても向いているため、ギフトとしても大変に喜ばれます。CLAPSではお客様からご注文をいただいてから、フレッシュな生花でプリザーブドフラワーをお造りします。ぜひ、大切な方への贈り物としてご活用くださいませ。